ニートな午後3時前

izumi_yu_ki2004-05-17

週末だけど早起きして久しぶりに他人のための二段重ね弁当をせっせと作ってあとは包むだけってところで中身を冷ますためにポイとどっかに置いたところうっかり場所を忘れ出かける直前まで見つからずドコダドコダウエエエエンせっかく作ったのにと半泣きで狭い部屋中走り回ったら何のことはない目の前にあるコルグのエレピの上だった。

水道水がぶがぶ飲まずにいられない。あんなところに食べ物を置いたから、ピアノの神様がムカついてしばらく弁当を隠してしまったに違いない。ごめんなさい神様。もうしません。

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3月4月と、外食や酒を控え、本も服も買わずに倹約してきたが、3ヶ月目にしてちょっと我慢のタガがゆるみつつある。PDAはまあ必要だったからいいのだが、問題は「消えもの」と本マンガ雑誌類。平日は自炊を維持してるものの、週末はついつい散財。温野菜でしゃぶしゃぶを食べたり、鮮魚居酒屋で痛飲したり、封印していたパブに深夜までついフラフラ。小遣い帳をつけるためのレシートも、もらうのが面倒になってきた。

それでも、引越しのためにがんばらなきゃ、という気持ちがあるから、何とかそこそこ踏みとどまっていると思う。今まで間に合わせで済ませていたものを、できるかぎり理想に近いものにして、気持ちの良い城をこしらえたい。
液晶テレビと洗濯機と冷蔵庫。気に入ったファブリックと頑丈な少しの家具を整え、ケーブルテレビに加入して毎日新鮮な音楽をチェックしながらごはんを食べ、清潔な風呂に入る生活。好きなものを自由に買える裕福な方々にはわからないかもしれないが、目標のために倹約するということは、なんと張り合いがある楽しいことだろう。

きょうは「ニートが増えた」というニュースが話題になっているようだ。ばかやろ、本人も悪いけど甘やかす親も悪いんだよそんなの。働かなくても死なずにいられる人もいれば、いくら頑張っても貧乏から抜け出せない人もいる。神様って不公平だなぁってちょっと思うけど、自分に与えられた人生の時間を、“やりたいこと”にまっすぐ使っていける幸せは、親に守られたニート野郎にはとうてい味わえないんだから、ま、良しとするか。