コンモリの法則

いつもの週末よりも混んでいるナアと思ったら「天狗祭り」なる牧歌的プチ祭りが催されていて駅前でタラリタラリと民謡つき和太鼓演奏が始まったところで商店会の人たちが無料配布してた紙コップ甘酒を左手に節分用の炒り豆をコンモリ右手に受けてボリボリゴクゴクなんだけどこれが結構むずかしくて袖先に甘酒の米をこぼしてウエーでどうしようもなくてコンモリ炒り豆を一気に含んで右手をあけて左手を払うも口ん中の水分が炒り豆にとられてゴフゴフゲフゲフでしばし呼吸が苦しかったから「欲張るとロクなことがない=両手コンモリの法則」を実感した。

無理やり炒り豆飲み込まずにいられない。

日曜はあらゆることでコンモリな一日だった。朝食には久しぶりにごはんをコンモリと茶碗に盛り、納豆と卵でたっぷり食べた。昼下がりには下北沢駅前で甘酒と炒り豆をなぜかコンモリとふるまわれたし、そのあと入った念願の有名カフェ「チクテカフェ」では名物のニース風サラダが写真の通りコンモリと盛られており、帰り道で立ち寄ったカルディコーヒーファームでは無料でふるまわれるコーヒーがいつになく多く、飲み干すのにだいぶ時間がかかった。とても疲れた。

ここんとこ疲れが取れないので箱根の温泉でコンモリとマイナスイオンを浴びたいのだけど、今年の冬はまだ果たせないでいる。あぁあ、もうお姉さん、電池切れだよ。カリカリイライラして、負のエネルギーがテンコ盛りだよ。たくさん充電したい。やわらかい日差しとふくよかな梅の香に包まれて、フカフカで優しい姉さんに戻りたい。