近すぎると話せないことがある

ただでさえ更新の滞る拙サイトがこんなことになっているのは、一部の方はご存知の通りmixiで頻繁に日記を書いていたからです。

下北沢から吉祥寺に移り、そこで拙と同じ匂いのする(いやもっとハイレベルの)飲兵衛ともだちがたくさんでき、いわゆるマイミクになってつながって徒歩5分の駅前に出て長時間呑み。家に戻ってもリアルタイムチャット状態なエコー(今はボイス)で消息確認しては今どこに誰が飲んでる、どこで何してると相当密着したクローズドな世界に没頭。


そんな中、昨年あたりから所属する着メロ制作会社の経営がどんどん悪化。転職を考え履歴書を書いたりトライアル作品を提出したりしつつ、これから私どうなるんだろう、否、どうしようかと結構追い詰められた気分で冬と春をゆっくりと通過。家賃の安い今の場所へ引っ越して夏をやり過ごし、秋を迎えても状況はあまり落ち着きません。


生きのびることに真剣になったら、一部の享楽的な友人知人とは大きな違和ができてしまった。もしかして、交流できたこと自体が奇跡のようなものだったのかもしれない。うん、緩むのが苦手な拙には、恐らく貴重な体験だったのだ。


これから冬に向け、またいくつかの決断を迫られる。読み手との距離が近すぎるmixiでは書きたくても書けない言葉が多分これから増えていく。それは今後、ここに記していこうと思ってる。


それにしても、女がひとりで普通に生きのびることがこんなに大変だとは、10年前の拙、いや3年前の拙でさえ考えもしなかった。いまわの際には、大きな岐路のひとつとして今の時期を思い出すに違いない。良い結果だったと思うのだろうか、最悪だったと思うのだろうか。