貴女は今夜もスープを飲み干し

本日は新人歓迎会。会社飲みだし幹事だしで多分ロクに飲めないことだろう。だから昨夜、下北沢「うしとら」でフルーツヴァイツェンたっぷり補給。翌朝ちょっと二日酔い。

食欲ない寝起きのベッドにダシの香り。たっぷたっぷに満たしたうどんをJKがアフアフと啜りこんでいる。食べるか?ときかれたが無理無理。でも薬味を刻み入れたツユだけはちょっといただく。

祖母が生きていた頃、母とともに3人、連れ立ってラーメン屋に出かけたことがあった。そのとき、ばあちゃんが「ラーメンのスープ残しちゃだめよー、もったいないよー」と歌うように言いながら嬉しそうに丼の底を見せてスープ完食。おかあちゃんは「食べ物がなにもない時代に育ったからねー残せないのよねー」と嬉しそうにスープ完食。まだ幼かった拙は丼が持てず、レンゲでセッセセッセとすくっては啜るが、半分で満腹ギブアップ。すると「もったいないわねー」と残念がられた。このふたり、単にツユ好きなだけじゃないだろうか。大人になり、拙もやっぱり汁物が好き。麺は残してもスープはギリギリまで飲む。ファミレスでは必ずポタージュ付きを。

塩分摂り過ぎは体に良くないけど、うちの家系、ナトリウム代謝の遺伝子はだいぶ強いらしい。設定祖母は87歳まで生きた。母もまだまだ元気。拙もどっちかっちゅうと低血圧。