「額に汗して働く」という価値観に逃げ込んではいけないと。

最近「ほぼ日刊イトイ新聞」のメルマガを携帯で読んでいる。内容は、読者からの便り中心。時々糸井重里氏の日記が入る。通勤移動中にひょいと読むのにちょうど良いのだが、本文の改行がやたら多いため、しばしば途中で行数オーバーでメールが読めなくなるのが残念。

糸井氏は正直、胡散臭く感じる。80年代、日本経済アゲアゲ期に流行した出世作おいしい生活。」というコピーを生み出した頃から、彼の“社会と遊ぶ”感覚は殆どまったく変わっていない。言葉遣いまで変わらない。フレーズの末尾に“。”をつけるコピー文句を読むたびに、ちょっとこっ恥ずかしい気分になってしまう。本人だけでなく、「イトイもどき」なものを見るにつけ、思わず敬遠してしまうぐらいだ。

だから「ほぼ日」の日記も、普段は読み飛ばしてしまうのだが、先週末の日記だけは別だった。
糸井重里の「「額に汗して働く」という価値観に逃げ込んではいけない」という日記の言葉に共感した。額に汗して働くことは、それ自体が目的ではない。忙しさを理由に思考停止しちゃって、いいわけがない。頭をつかわないと。